静岡県駿東郡清水町の中野建築設計。長期優良住宅についてよくあるご質問にお答えします。

住まいづくり・建築設計

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により制定された制度です。
今までの「スクラップ&ビルド」から、「いいものを作ってきちんと手入れして、長く大切に使おう」というストック型社会への転換を目指します。

Q.長期優良住宅と一般住宅とは何が違いますか?コストアップはしますか?

A. 長期優良住宅では様々な項目に「長期にわたって維持できる性能」を求めています。以下の8つの項目が該当し、それぞれに目的があります。(各項目の等級は、住宅性能評価の等級です)

耐震性

耐震等級2以上を求めます。百年に一度の大地震に対して崩壊・倒壊しないことに加え、技術的・経済的に補修により使用が継続できる程度の損傷で済むように計算します。

省エネルギー性

次世代省エネルギー基準に合致させること。高断熱・高機密により、光熱費のランニングコストを下げるのが目的です。(省エネルギー対策等級4)

維持管理・更新の容易性

配管などの交換・点検がしやすい仕組みにします。リフォームコストの低減になります。
(維持管理対策等級3相当)

劣化対策

木材や基礎の劣化に対して劣化を遅らせる措置を施します。構造体を長持ちさせ、リフォームサイクルを遅らせます。 (劣化対策等級3相当)

住戸面積

75平方メートル以上(2人が快適に住める最低限度です)

居住環境

各行政庁毎に審査があります。※各行政庁により基準が異なります。

維持保全の方法の基準

建築時から、将来を見据えて定期的に点検・補修に関する計画を立てておきます。

住宅履歴情報の整備

維持保全(点検・補修)をした時の情報を保存しておくこと。次世代の家族にも家の事がわかるようにしておくことが目的です。
なお、コストはあらかじめ長期優良住宅に対応している施工業者もあります。また若干コストアップする場合もありますので、その都度確認することが重要です。
弊社設計個人住宅では、長期優良住宅に対応した設計を行います。

Q.長期優良住宅の認定を受けた家に住むとどんなメリットがありますか?

長期優良住宅を認定された住宅を持つ建築主(施主様)には、以下の優遇があります。

所得税(ローン減税)

控除率に優遇があります。

所得税(投資型減税)

住宅ローンを使わない方のための減税です。上記住宅ローン減税とは併用はできません。

登録免許税

所有権保存登記(新築の時)、移転登記(建売など売買の時)に優遇があります。

不動産取得税

控除額の増額があります。

固定資産税

1/2軽減の期間が延長されます。
※詳細は国土交通省発行の資料にて税率等をご参照ください。
リンク:http://www.mlit.go.jp/common/000041414.pdf

金利優遇

住宅支援機構のフラット35Sにおいて、金利優遇(0.3%引き下げ)の期間を10年間から20年間に延長します。
リンク:http://www.flat35.com/loan/index.html

ランニングコストの低減

省エネ等級4を取得していますので、冷房・暖房効率が高く、光熱費コストを低減できることが特徴です。
高耐久住宅により、親から子、子から孫への資産の継承が図られ、次世代の住宅取得の負担軽減につながります。

Q.長期優良住宅に住み続けた場合、今後なにか手続きは必要ですか?

維持保全計画(例えば10年後に外壁の補修を行うなど)に基づいてメンテナンスをしていきますが、
(注:もちろんその時に点検して補修の必要がなければそのままで構いません。計画通りにチェックしていきましょうというのが目的です)
その計画自体変更があった場合、また、建物の所有者が変わった時(相続や売買など)は所管行政庁の承認が必要となります。
また行政庁により、メンテナンスの状況に関する記録を報告してくださいと求められることがありますので、きちんと書類を保存しておく必要があります。

お問い合せ・資料請求は TEL:055-928-6611 またはメールフォームをご利用ください

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