高齢者向け介護施設　施工事例｜中野建築設計　静岡県駿東郡清水町

１階と２階にそれぞれグループホームと小規模多機能居宅介護施設を設けた施設です。

外観	木造２階建ての内部にエレベーターを設置してあります。静岡県福祉のまちづくり条例に適合させた建物です。車いす利用者、高齢者に配慮したエントランスまでのスロープを設置。敷地内駐車場部分を見渡せる管理室等を留意した平面計画としています。
内観	リビング、廊下は広く配置して利用者、従業員の動線の干渉を回避しています。木造ですが、梁に高強度集成材を使用して大スパンの間取りを実現しました。 300㎡を超える建築物なので省エネルギー法に対応した物件であり、省エネ等級４（次世代省エネ基準）を確保しています。
キッチン	キッチンは利用者の使い勝手と配膳を考え住宅用L型とし、出入口の開口寸法を大きくとり食器ワゴン・搬入搬出に工夫しています。
車いす対応トイレ	車いす対応便所は昼間照明を使わなくてもいいように欄間を設置してあります。

外観	利用者の方や介護に従事される方に安心して生活できるよう計画された物件です。開口部は引き戸、すべてバリアフリー設計となっています。入口はバリアフリーであるため、風雨の侵入を防ぐよう玄関ポーチ屋根を大きく取ってるのが特徴です。
内観	玄関は引き戸とし、車いすの通行にも不自由しないように開口部大きさを設定してあります。通路、開口部寸法など細かく規定された静岡県福祉のまちづくり条例に適合した物件です。
内観	リビング、及び廊下は一連のつながりを確保しています。タタミコーナー部分も段差なしとなっています。洗面化粧台は車いすでも利用可能なものを選択しています。
内観	大きめの開口部で明るさを確保し、避難経路もあらゆる方向から避難できるよう外部サッシは掃き出し戸を採用しています。事業者様からのご提案もあり、今後も同様の施設では容易な避難経路の確保に留意して設計していきます。